こんにちは、苗崎です。
雨が続いている毎日ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

本日はある本をご紹介します。

「宇宙ビジネスのための宇宙法入門」(小塚荘一郎・佐藤雅彦 編著)

実はこの本、今年の春に私が九工大図書館にリクエストし、蔵書されました。
しかし一連のコロナによる入構制限などにより、読めない状況が続いておりました。

そしてようやく先日、借りることができ早速読んでみました。

本書の構成は、宇宙法制定の背景や各国の宇宙法運用などが書かれています。
そもそも私が本書を読みたかった理由は、九工大で宇宙法(またはそれに関連する法律)を学ぶ機会がないと感じたからです。私自身は直接人工衛星開発プロジェクトなどに参加し、技術などを学ぶことはできました。しかし、開発を進めるために必要な書類手続きなどは積極的に関わることはできませんでした。この本を読み、日本における宇宙開発の取り組みの指針をまとめた「宇宙法基本法」等の存在を知ることができました。

宇宙ベンチャーなどに興味がある人は、ぜひ一読をお勧めします。

それでは、また。